「返す言葉」について考えよう!お願いされた時に気をつけたい3つのポイント
2016/02/24
誰かから仕事をお願いされた時の第一声はどのような言葉でしょうか。
直接対面している時でも、スマートフォンなどの電子機器によるものであっても、乱雑な表現を用いている場合が多いのではないでしょうか。
もちろん相手に意味が伝わっているのであればそれで良いかもしれません。
しかし、それは丁寧さや謙虚さが伝わる表現ではないということを覚えておきましょう!
前回の記事ではビジネスシーンでよくある3つの間違い敬語をご紹介しましたが、今回はスマートな「返す言葉」について気をつけておきたいポイントを解説します(゚∀゚)
もくじ
「承りました」で印象を変えよう
以前の記事で、頼みごとや指示を受けた時に「了解しました!」と返事をするのはNG と紹介しました。
何かを頼まれた時、最も適切とされる表現は「承りました」というのが誠意が伝わるようです。
・承りました
・承知しました
・承知いたしました
ちょっとした言葉の用い方だけでも、その後の相手に与える印象が変わるということはよくあることの一つです。
日本語はちょっとした受け答えで良くも悪くも意味合いがかなり変化してしまいます。
年齢に関係なく日頃から、受け答えのふさわしい表現方法や、言葉そのものを学ぶ習慣をぜひ身につけておきたいですね!
失敗した時は素直に謝罪しよう
失敗は誰にでも起こりうることです。
誰かから仕事をお願いされて、それを失敗してしまった時や、間違いがあった時には素直に認め、気持ちよく謝罪することを忘れないようにしましょう。
「私に頼んだのが悪い」
「手伝ってあげたんだから、たとえ間違っていても私が謝る必要はない」
など、そのような時に威張ったり、プライドを気にしていたりすると全く良いものは得られません。
なぜなら、人は結局のところ、その人の内面に注目しているとも言えるからです。
考えていることは口に出てしまう?!
「心の考えが口に出る」ということは昔からよく言われていることです。
「どうして私に頼んでくるんだろう。他にもスタッフがいるじゃない!」
「今、他の仕事で忙しいから面倒だなぁ・・・」
など、自分が一番だという考えが優先している時は特に、自然と相手を傷つける言葉が出てくる可能性は大きくなってしまいます。
一方、相手が自分より上だと思うようにすると、丁寧で気に入られやすい受け答えができることがよくあるものです。
ちょっとしたものの考え方を変えるだけで、心に“ゆとり”がうまれますよね。
さいごに
社会を賢く生き抜いて行くためにも言葉を気をつけ、受け答えのマナーを身につけたいものです。
そして相手を思う気持ちを養い、それを育てて、人との良い関係を構築していきましょう!(ㆁωㆁ*)