データベース初心者必見!入門編その12〜UPDATE文によるデータの更新〜
2015/08/24
はじめに
今回は、入門編その1、入門編その2、入門編その3、入門編その4、入門編その5、入門編その6、入門編その7、入門編その8、入門編その9、入門編その10,入門編その11の続きです。
今回も前回同様にFoodテーブルを使って、テーブルに登録されているデータの内容を更新していきます。
foodテーブル
データの更新
テーブルのデータを更新するにはUPDATE文を使用します。
foodテーブルに登録されているすべてのデータのfood_stock列の値を30に更新します。
[sql]UPDATE food SET food_stock =30 [/sql]
実行結果
foodテーブルの中身を参照
目的の通り、すべてのデータのfood_stock列の値が30に更新されました。
UPDATE文では、UPDATEの後に変更したいデータがあるテーブル名、SET句の後に更新する列を更新後の値を=演算子で記述します。
[sql]UPDATE テーブル名 SET 列名 = 値 [/sql]
UPDATE文では、データを変更する行をWHERE句で指定することができます。
foodテーブルのfood_id列の値が1のデータの food_stock列の値を更新します。
[sql]UPDATE food SET food_stock = 5 WHERE good_id =1[/sql]
実行結果
foodテーブルの中身を参照
更新することができました。このようにWHERE句に更新する行を絞り込むための条件を記述します。すべてのデータを一度に更新するよりは、指定された条件に一致するデータを更新する方が実用的といえるでしょう。
複数列のUPDATE文
今度は、複数列のUPDATE文を使って一度に更新します。
[sql]UPDATE food SET food_stock=20,ctg_id = 4 WHERE good_id =2[/sql]
実行結果
foodテーブルの中身を参照
このように一度に複数列の値を更新するには、SET句に列名と値を=演算子で結んだものをカンマ区切りで列挙します。
さいごに
今回はテーブルのデータを更新するUPDATE文について紹介しました。
次回は、テーブルに入っているデータの削除する方法について紹介していきます。