アクセス解析・CV測定のタグを一元化!Yahoo!タグマネージャーの使い方
2015/10/30
もくじ
はじめに
皆さんこんにちは。miyaharaです。
Webマーケティングをしていると、自社のサイトにはアクセス解析・コンバージョン測定・リターゲティングなどなど、様々なサービスを導入しますよね。
そのタグを一つ一つサイトに導入しているとページの表示速度が遅くなってしまったりしますし、運用者としてもタグの管理が煩雑になってしまいます。
そこで今回は、タグを一元管理できるYahoo!タグマネージャーを紹介します。
Yahoo!タグマネージャーとは
概要
出典: Yahoo!タグマネージャー
メリット
概要部にも書いてありますが、メリットは大きく分けて2つとなります。
・タグを一元管理していることによる、運用工数の削減
・ページ表示の高速化
自社サイトの全ページにYahoo!タグマネージャーさえ導入していれば、タグごとに「このページにこのタグを導入する/しない」という設定ができるため、各種サービスで設定する手間が省けます。
Yahoo!タグマネージャーの使い方
まず前提として、Yahoo!プロモーション広告を利用していなければなりません。
Yahoo!プロモーション広告を利用していれば、1アカウントに1つのサイトを設定して利用できます。
初期設定
Yahoo!プロモーション広告にログイン後、上記写真の通り「運用サポートツール」→「Yahoo!タグマネージャー」とクリックして、Yahoo!タグマネージャーを設定したいアカウントで「設定」ボタンを押します。
その後サイト名・URLの必要事項を記入し、初期設定は完了です。
ページの設定
実際にYahoo!タグマネージャーでタグを管理する場合、タグの設定と、タグを導入する先のページの設定を行います。
今回は、先にタグを導入するページを設定しましょう。
Yahoo!タグマネージャーに入ったら、「ページ管理」→「ページの追加」を押します。
まずは、タグを導入したページ全てをタグの稼働範囲とする設定を行いましょう。
ページ名には、自分でわかりやすい名前をつけてください。
URLパターンには、アスタリスクを2つで「**」と記入してください。
**はワイルドカードと呼ばれ、任意のページを表します。
単純に**だけだとページ全体を表しますし、指定ディレクトリの配下を指定することで、指定ディレクトリ以下全体を選択できます。
(例)
レンタルサーバー比較のつぼ!で「開発メモ」全体を、ページ設定したい場合
→URLパターンに、「https://rentub.com/dev/**」と記入
特定のページでしか設定が必要ない場合には、そのページのURLを指定すればOKです。
タグの設定
次に、タグを追加しましょう。「サービスタグ管理」→「サービスタグを追加」を押します。
今回は、YDNのリターゲティングタグを導入します。
検索窓で「YDN」「Yahoo!」などで検索し、目的のタグを見つけます。
「サービス名」には、自分でわかりやすいようにタグの名前をつけておきましょう。
Retargeting IDには、YDNからリタゲタグを取得すると、タグ内に該当の記述があるので、そこからコピーします(画像に記載のIDはダミーです)。
そして、タグを導入するページを設定します。設定したいページの「未設定」ボタンを押すと「設定済み」に変わりますので、次へ行きましょう。
最後に上部「プレビュー」を、「有効」にすればタグの設定も完了です。
まとめ
以上、Yahoo!タグマネージャーの概要と使い方の説明でした。
タグの管理に時間が割かれるなどといった悩みがある方は、このツールの導入で激的に改善されると思いますので、ぜひ導入してみてください!