読まれやすい文章を書く3つのポイント【組み立て編】
2015/08/19
記事を投稿していざ読み直してみると、
「うわっ・・・私の文章能力、低すぎ・・・?」
と感じてしまうことはありませんか?
その原因はもしかすると、一つの文章の組み立てに違和感があるからかもしれません。
今回は前回の構成編に続いて、組み立て編をお送りします。
私と一緒にライティングスキルをアップさせましょう!(*´∀`*)
1つの文章は短めに
突然ですが、下記の2つの文章を読んでみてください。
1.
昨日、小さい頃から仲の良い友人とリンゴ狩りへ行ってきましたが、実は初体験だったので、うまくリンゴを収穫できるか不安でした。
2.
小さい頃から仲の良い友人と昨日、リンゴ狩りへ行ってきました。実は初体験だったので、うまくリンゴを収穫できるか不安でした。
1.と2.は内容も文言も同じです。どちらが読みやすいでしょうか。
2.の文章は1.に比べると少し読みやすく感じませんでしたか?
1.は長くつながっているのに対し、2.は2つの文章に分かれているので、おそらく頭の中に入りやすかったと思います。
長くなったら区切る を心がける
文章を組み立てる中で一番大切なことは、あれこれと付け加え過ぎないことです。
◯◯は△△だが、□□は××である
ではなく、
◯◯は△△だ。しかし□□は××である。
というように、1文を短く区切りましょう。
たった一つの「。」ですが、大きく印象も変わり、読みやすさも異なります。
逆接の接続詞を使い過ぎない
◯◯は△△だが、□□と思っていたが××だった
というように、1つの文章内で逆接(反対・対比)の接続詞が何度も入っていると読みづらくなります。
それだけではなく、読み手に言いたいことが伝わりにくくなってしまいます。
書いてみて、ちょっと否定しすぎたかな・・・と感じたら、どちらか一つの逆接の接続詞を消しましょう。
同じ言葉を使い過ぎない
1つの文章内で同じ言葉を繰り返して使うのも好ましくありません。
たとえば
友人からリンゴが送られてきたが、家には先週買ったリンゴがあるので、もらったリンゴでリンゴジュースとリンゴジャムを作った。
・・・もう、脳内はリンゴ一色ですよね。むしろリンゴ以外のことを考えられなくなってしまいます。
友人からリンゴが送られてきた。しかし家には先週買ったリンゴがあるため、もらった方でジュースとジャムを作った。
こちらの方がシンプルですよね。
主語と述語はなるべく近くに
たとえば
私は時期になるととても甘いリンゴの実がなる森へ行きました。
↓
私は森へ行きました。そこは時期になるととても甘いリンゴの実がなります。
このように、私は(主語)と、行きました(述語)が近くにあるだけで印象が変わりますよね。
考えすぎること無く、スッと理解できる文章になります。
さらにそれだけではありません!
主語と述語を近づけるだけで、自然と1文も短くなりやすいのです!
一石二鳥!一挙両得ですね(*゚∀゚)
まとめ
1文を短めにするだけで、読みやすさは断然違う ということを分かっていただけましたか?
長すぎる文章は読みづらさを与えてしまいます。
文章を読んでもらうにはまず、読みやすい文章だという印象を持ってもらいましょう。
ところでこの記事では「リンゴ」が14回(多分)も登場していました。
リンゴ嫌いな方ごめんなさい(._.)