使い分けでもっと読みやすく!漢字・ひらがな・カタカナの効果的な使い方

2015/09/30

日本語は漢字・ひらがな・カタカナと3種類もの文字があります。
海外のとあるランキングでは、世界で最も習得が難しい言語 の6位にランキングしているほど・・・!

でも、漢字をひらがなにしたらやさしい雰囲気になったり、
あえてカタカナを使って「らしさ」を表現したりと、日本語は使い分けができる便利(?)な言語です(*´∀`*)
3種類もあることで、文章をイキイキさせられるケースもありますよね。

そこで今回は、漢字・ひらがな・カタカナの効果的な使い方 ということで、
使い分けてもっと読みやすい文章にする方法をご紹介します!

もくじ

 

漢語調になっていないか

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漢字が多くてまるで中国語!そんな時ってよくありますよね。
漢字の熟語を音読みで使われていることを、漢語調といいます。
漢語調の文章になってしまった時は、あえて漢字を使わなくても良い表現があるのでは?と疑いましょう!

もちろん、漢字を使うことは悪いことではありません。ビジネス文書などは堅いため、必然的に漢字が増えてしまいます。
でも、普段の文章はできるだけよく使われている言葉で書きましょう。

ポイント!
「この漢字で合っているかな?」と違和感があるときは、無理をせずにひらがなを選ぶのがオススメです!
 

難しい漢字の熟語を使っていないか

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「漢字があるのにどうしてひらがなで書いているんだろう」と思ったことはありませんか?
誰でもすんなりと読めるよう、あえて漢字を使わない表現もあります。

濾過(ろか)
蜻蛉(とんぼ)
など、実際に自分がペンを持って書くことができなさそうな熟語は、ひらがなやカタカナに置き換えると良いでしょう。

また、地名や苗字など、珍しい固有名詞にはルビを振ったり、丸括弧( )で読みがなを付けましょう。
文章の中にその固有名詞が何度か出てくる場合は、ルビ・丸括弧は初めの一つだけでOK!
毎回毎回お知らせされても読みづらくなってしまいます(;´∀`)

ポイント!
熟語は誰でもスラスラ読めるよう、時にはひらがなやカタカナを使いましょう!
 

ひらがなとカタカナでも表現できる部分がないか

以前の記事でも、効果的にひらがな・カタカナを使うと良いと書きました。
今回はそこをもう少し具体的に掘り下げてみます。

・擬音語や擬声語はカタカナを使う
擬音語・擬声語とは、実際に鳴っている・出ている音や声を表したもののことをいいます。

擬音語の例
・扉がガタンと閉まった
・バタバタ騒がしい
擬声語の例
・猫がニャーと鳴いた
・外でキャーという声が聞こえた

・擬態語はひらがなを使う
擬態語とは、そのものの様子や状態を、擬音語・擬声語のように音として表したもののことをいいます。

擬態語の例
・ふわふわしたパン
・一人でぶらぶら歩いた

まとめ

擬態語は基本的にひらがなですが、前後の文章に応じてカタカナを使うこともあります。
カタカナの方がしっくり来そうなときは、雰囲気に合わせてカタカナを使いましょう。

子どもがトコトコやってきた
会場は多くのファンでザワザワしている

せっかく3種類もある日本の言語。
上手に使い分けて読みやすい文章を作りたいですね!

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