だぶっていないか要チェック!シンプル&スッキリな文章に仕上げる2つのコツ
2015/10/14
文章はながければ良い、というわけではありません。
今回は、
重複を防いでシンプルかつスッキリな文章に仕上げる”たった2つのコツ”
をご紹介します。
「もっと丁寧に説明したほうがいいかな・・・」
「ちょっと補足が少ない気がする」
そう思って後から文章を付け足してしまい、まとまりがなくなってしまうことはよくあります。
ついつい長くなってしまいがちな人も、今回ご紹介する2つのコツさえ抑えておけば、コンパクトな文章をかけるようになるはずです!(/・ω・)/
もくじ
同じ言葉を使っていないかチェック!
以前の記事でも、重複には気をつけよう、とお伝えしました。
今回は、よくある重複のNG例・どこがNGなのか・修正例 と、分けてご説明します。
「同じ言葉」には、おおまかに分けて2つあります。
1.「同じ意味を持つ言葉」
NG例1
その理由にはわけがある。
どこがNG?
理由 と、 わけ が重複しています。
修正例
それには理由がある。 もしくは、 それにはわけがある。
・・・・・・・・・・
NG例2
必ず参加する必要があります。
どこがNG?
必ず と、 必要 が重複しています。
修正例
必ず参加してください。
ポイント!
NG例1では、”理由”もしくは”わけ”のどちらかに絞ってみました。
また、NG例2では、言い方を少し変えてみました。
どちらも言い換えることでスッキリしましたね(*´∀`)
2.「同じ語句」
NG例
ここのパン屋は外観は古いけれど、昔から地元の人に愛されているパン屋だ。思い出の味として、このパン屋のカレーパンを挙げる人も多い。
どこがNG?
パン屋 が3回も登場しています。
一つの文、もしくは連続する文の中で何度も同じ語句が登場すると、ちょっとくどい印象ですよね(;´∀`)
修正例
ここのパン屋は外観は古い。しかし、40年も前から地元の人に愛されている店だ。思い出の味として、ここのカレーパンを挙げる人も多い。
ポイント!
この文章では2つめの「パン屋」を「店」に、3つめを「ここ」と変えてみました。内容に応じて「その」「あの」「この」といった代名詞に変えると良いでしょう。
また、「40年も前」という具体的な数字を入れたりするのも、読みやすさアップに繋がります!
それだけではなく、どれくらい昔からあるお店なのか、読み手に情報も与えられて一石二鳥ですv(´∀`*v)
余計な言葉を使っていないかチェック!
無くてもよい言葉や、特に意味を持たない言葉は、できるだけ使わないようにしましょう。
回りくどい言い方をシンプルにするだけのカンタンな方法を実践してください!
NG例1
この案件を頼むことができるのは今日までです。
どこがNG?
~することができる は、する+できる で重複していますね(;´Д`)
修正例
この案件を頼めるのは今日までです。
・・・・・・・・・・
NG例2
私たち自身がすることができることは、たったこれだけだ。
どこがNG?
NG例1と同じく、こちらも する+できる で重複しています。
しかも、自身「が」すること「が」と、「が」もだぶっていて何だか回りくどいです。
まとめ
私も、後から読み返してみると「頭痛が痛い」のようにだぶっていることがあります・・・(´・ω・`)
同じ言葉を何度も使うと、読み手に飽きられてしまう可能性があります。
丁寧な文章を心がけつつも、だぶっている語句や表現、言い回しがあったら、
削ったり変えたりしてみましょう(o・ω・o)
きっとコンパクトに収まって、読みやすさもアップするはずです!