省いてスッキリ!今からできる「記事をシンプルにまとめる3つの簡単な方法」
2015/09/16
以前の記事で、同じ言葉を繰り返して使うのはNGとお伝えしました。
今回はそれをもう少し掘り下げて、省くことのメリットをご紹介します。
もくじ
「主語」だけど略してもいいケース
文章には必要不可欠な「主語」。
「昨日食べたよ!」では、何を食べたのか分かりません。
「昨日、パンケーキを食べたよ!」と、何を食べたかを表す「主語」を入れるのは、とても大切なことです。
しかし、その「主語」が大切だからといって、無理に登場させなくてもいいケースがあります。
その例を説明します
まずはこちら
↑この例は極端かもしれませんが、私という主語がたくさん登場しています。
ちょっとグイグイ来すぎて鬱陶しく感じますよね。
↓ここで、5回も登場していた「私」を削って1つだけにしてみます。
いかがでしょうか。
4つも「私」を略しましたが、それでも意味は通じていますよね。
主語はすべての文に入れなくてはならない場合と、この例のように略しても問題ない場合もあります。
省いても分かりそうなときは一つに絞るなど、略することでスッキリします!
気をつけたい「助詞」の重複
助詞の中でも「は」「が」を一つの文章にいくつも使ってしまう人が多くいます。
こちらはその例です。
1.パンケーキはトッピングは生クリームが好きだ
2.このカフェラテはミルクが量がいっぱいだ
1.には「は」が、2.には「が」が2つあり、読みにくさを感じたと思います。
それぞれ、片方の「は」「が」を変えてみると・・・
1.パンケーキのトッピングは生クリームが好きだ
2.このカフェラテはミルクの量がいっぱいだ
このようにスッキリとした印象になります。
「助詞」の重複、と聞くと、難しそうに感じるかもしれませんが、実はとてもシンプルなことだったんですね(*´∀`*)
「名詞」のあとの「動詞」付けはちょっとお堅い
「削減する」「雇用する」など、名詞のあとに「する」という動詞が付いていると、少しだけ堅い印象を与えることがあります。
その記事の内容や表現方法にもよりますが、堅くする必要がないなら他の動詞に置き換えちゃいましょう!
堅い例)
経費を削減することは大切だが、優秀な人材は積極的に雇用する方針だ。
やわらかい例)
経費を削ることは大切だが、優れた人材はどんどん雇うことにしている。
やわらかい例では、堅い印象を与えていたもう一つの要因である、動詞も少し変えてみました。
「削減」を「削る」
「優秀」を「優れた」
「積極的」を「どんどん」
「雇用」を「雇う」
「方針」を「~ことにしている」
このように、シンプルな動詞を使ったり、聞き慣れた表現に変えたりすることで、ふんわりやわらかな印象になります!
まとめ
ケースバイケースですが、略したり他の表現に変えたりすることで、記事の印象は堅くもやわらかくもなります。
動詞とか名詞とか考えるのはめんどくさいなー と、思うかもしれませんが、少しの手間でスッキリとシンプルに変身できますよ!
ちなみに私は書き終わって読みなおしている時に気づけることが多いです。
内容によるかもしれませんが、できるだけスッキリとした文章をスラスラ書けるような習慣を付けたいですね(・ω<)!