身近にできるセキュリティ対策【IT編】
2015/06/09
最近、情報流出による事件が頻繁にニュースにも見られるようになりました。
それほど、情報に対する、世間も目が厳しくなってきたということだと思います。
今回は、情報関連に詳しくない方でも、比較的身近で対策できる方法をご紹介いたします。
PCは機密情報の固まり
個人情報を扱っていない企業でも、クライアントとのメールのやり取り、自社内での文書などの中に、少なからずも、機密情報が混じっているはずです。
逆に言うと、外部に流出させて良い情報の方が少ないはずです。
こういった情報は流出してしまい悪用されると、個人の責任だけでは済まず企業責任に発展してきます。
責任だけではなく、企業の信用さえ失ってしまい、などと最悪の事態が起こりえません。
ただ、単にセキュリティ対策と言っても、ネットワーク上での流出を防ぐために
ウィルスソフトを入れるなど、さまざまな原因に対してさまざまな対策方法が考えれます。
不用意にPC、タブレットを持ち運ぶのはやめよう
まずは、ここからはじめましょう。
たしかに今の時代、インターネットとPCがあれば、
場所を選ばず、どこでも仕事ができます。
お客様のところにも、PCを持っていく場合もあるかもしれません。
社内外の情報が大量に詰まったPCを、持ち運ぶのは危険です。
クライアントとの打合せ終わりに、飲みに行くことになって、つい店にPCを置き忘れてしまった。
情報に関しては一度、流出してしまっては取り返しがききません。
自分に関しては、そういったことはありえない!と思っているかた、そういったところが落とし穴になるかもしれません。
必ずパスワードロックをかけよう
そうはいっても持ち運ばないと仕事にならないという場合も多々あると思います。
そういった時には、必ずPCにパスワードロックをかけましょう。
どうせ自分か使わないしと思っていて、面倒だからと、パスワードロックをかけていない方いると思います。
最悪の場合を考えて必ずパスワードロックをかけておきましょう。
席を立つ際には、パスワードロックをかけるくせをつけよう
パスワードロックをかけておいても、PCを開きっぱなしにして、席を立ってしまえば、格好の的になります。
せっかくパスワードロックの設定をしていても元も子もありません。
出先でちょっとトイレに行きたくなった時、数分位大丈夫と思って、作業中の画面を開きっぱなしにして、トイレに立つ。
そういった一瞬の気のゆるみが落とし穴になります。
癖がついていない場合ならなおさらその可能性が高くなります。
これはできるように意識して癖をつけておきましょう。
ちなみに仕事柄、情報系の大学生とPCを持ち運んで作業することが多いのですが、最近の学生はセキュリティへの意識も高く、ちょっと席立つ際にもパスワードロックをかけています。
当たり前となっているのかもしれませんね。
ディスクの内容を暗号化しよう
紛失してしまった、盗難にあったなどの最悪の事態の時用の対策です。
悪意のある人に自分のPCが渡ってしまった場合、パスワードロックをかけていても
HDが抜き取ってしまえば、他のPCに接続してしまえば簡単にデータが取り出せます。
そういったときのため、ディスクの内容を暗号化しておきましょう。
暗号化しておけば、暗号が解読されない限り、データの流出は防げます。
これまでの対策とは少し難易度があがるのですが、WindowsとMacと設定方法が書かれたサイトを紹介します。
【Mac編】
Mac- FileVaultを入/切にする – ディスクの内容の暗号化/暗号化解除
【Windows編】
最後に
以上、身近にできるセキュリティ対策を紹介しました。 個人的には、普段からPCを持ち歩かないことが何よりの対策だと思います!