AWSのRoute53で独自ドメインを管理する
2015/02/17
【概要】
レジストラで取得したドメインのNSを変更し、AWSのRoute53でDNS管理できるように設定する。
【事前環境】
レジストラでドメイン取得済みであること。
AWSでroute53が使える状態であること。
【設定手順】
AWSコンソール画面からRoute53を選択すると、下記画面に遷移するので、赤枠のHostedZoneを選択します。
これまでに登録したドメイン一覧が表示されます。新規でドメイン追加する場合は、
左上のCreateHostedZoneをクリックします。
すると右側に下記画面が、表示されます。ここでDomainNameにレジストラで登録したドメインを入力します。
その下のCommentは、上記のドメイン一覧でコメントとして表示される項目であり、入力してもしなくてもどちらでも構いません。入力を完了したら下にあるCreateボタンを押します。
今回は例として、ドメインはsample.com 、コメントはサンプルサイトと入力しています。
一覧にsample.comが追加されています。ただし、この時点では、まだNSがAWSのRoute53に向いていないため、sample.comのDNSを設定が反映されるわけではありません。
ひとまずドメインをRoute53に登録した状態です。
では、NSを変更しましよう。まず、先ほど追加したドメインのところをダブルクリックします。
ドメインの一覧から各ドメインのDNSの詳細が記載されています。
ここで、NSのvalueの値をメモします。恐らく4つほどあります。****.org,****.com,***co.uk,***net等です。
そして、最後にレジストラの方のNSを先程メモした値に書き換えてやれば、Route53で任意のドメインのDNSを設定できるようになります。
※各ドメイン管理会社で設定方法が違うので、こちらは割愛します。
参考ですが、NS変更後は、NSがしっかりと浸透するまでの数時間〜一日程度かかります。