なぜリスティング広告を運用するのか?メリットとデメリット

2015/11/20

もくじ

はじめに

今ではWeb広告の花形となりつつあるリスティング広告ですが、名前は聞いたことあるけどどういうものなのかご存知ない方も多いかと思います。

今回は、明日いきなりリスティング広告の担当者になっても何をすべきかわかるよう、リスティング広告の特徴・メリット・デメリットをお伝えします。

参考記事
【CPA CPC CTR】Webマーケティングの用語・指標まとめ

リスティング広告とは

リスティング広告の概要

リスティング広告は、別名である「検索連動型広告」の名前の通り検索結果画面に広告が出るものです。

日本国内では、Googleの「Google AdWords」Yahoo!の「Yahoo!スポンサードサーチ」の2つが主流となっています。


図の赤線部がリスティング広告枠で、図の青線部が自然検索結果です。
上記の画像のように、ユーザーのキーワード(今回は海外旅行)にあった広告が出ます。

課金体系

クリック課金となっています。
これは、ユーザーが広告をクリックする毎に、広告主に課金が発生するものです。
広告主は、広告を出したいキーワードと、そのキーワードを1クリックあたりいくらで広告を出すか(入札価格)を決定します。
ほとんどこの入札価格の多寡で、広告の掲載順位が決まります。

リスティング広告のメリット

リスティング広告の一番のメリットとしては、ユーザーの商品購入率(あるいは成約率)が高いことです。


マーケティングの世界では、AISASの法則という、ユーザーが商品を購入するまでの流れを表した法則があります。
この図を見ていくと、購入(Action)の直前に検索(Search)があるのがわかるかと思います。
つまり、検索をしているユーザーはほぼ商品を買いそうなユーザーということになります!
だから成約率が高いんですね。

リスティング広告のデメリット

リスティング広告のデメリットとしては、ユーザーのパイが限られるということです。


実は商品を購入したくて検索するユーザーというのは、そんなに多くありません。
検索するユーザーというのは、「自分はこうなりたくて、そのためにこの商品が欲しい」ということをキーワードに表せる人に限ります。
しかし、実際に大多数を占めるのは「自分はなんとなくこうなりたい」としか思っていなく、欲求が顕在化していないユーザーです。

このようなユーザーは、検索広告では獲得するのは難しいです。
※不可能ではないですが、費用がかさみ収支が合わない可能性が高いです

まとめ

以上、リスティング広告の概要と特徴でした。

リスティング広告で有用な商品としては、「キーワードがある」ということが大前提となります。
これは、その商品、ひいてはその商品のジャンルがマイナーであると、そもそもユーザーが検索しません。
その場合は、リスティング広告を出しても効果は薄いですね。

キーワードがあるジャンルではリスティング広告はすごく有用ですので、試したことがない場合にはぜひ一度お試しいただくことをオススメします!

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