基本を守りつつ軽めの文章にするとき、気をつけておきたい3つのポイント
2015/10/21
以前の記事で、ひらがなやカタカナを使うことで雰囲気が軽くなる、とご紹介しました。
ビジネスに使う堅い文章は別として、普段のブログやこの記事のようなコラムには、多少は軽い雰囲気のほうが読みやすいと思います。
しかし、その軽さも度を超えてしまうと、軽すぎて雑な印象を与えてしまいます。
今回は、基本を守りつつも軽めの文章にするとき、気をつけておきたい点をご紹介します(o・ω・o)
もくじ
「ら」抜きと「い」抜きに気をつけよう
「ら」抜き言葉や「い」抜き言葉は、何年も前から問題提起されています。
例えば・・・
まだまだ食べれる → まだまだ食べられる
姉がカレーを作ってる → 姉がカレーを作っている
このように、本来は抜いてはいけない「ら」や「い」を抜いた言葉を、ら抜き言葉・い抜き言葉といいます。
言葉は時代によって変化するものなので、これは決して悪いことではありません。
しかし、広く定着しているとも言えないのが現状です。
読む人によって「雑だなぁ・・・」と感じる人もいれば、「こんなの全く違和感ないじゃん!」という人もいて、その許容範囲は異なります。
ポイント!
会話では「ら」や「い」を抜いても通じるかもしれませんが、書き言葉で抜いてしまうと、伝えたいことがしっかり伝わらないことも考えられます。
軽くていい加減な文章だと思われたくない時には、ら抜き言葉とい抜き言葉に気をつけましょう!
新しすぎる言葉に気をつけよう
新しすぎる言葉 とは、若者言葉やネット用語など、いわゆる「新語」のことです。
三省堂国語辞典は、日常的に使われる頻度が高い言葉を、どんどん追加していることで有名ですよね。
とは言え、新しすぎると耳慣れていないため、理解しづらいこともあります。
例)
ツンデレの姉が作るカレーはガチで美味しい
リスケされてイラッとした
やっぱブラック企業の空気感っぽい
(ブラック企業 も微妙ですが・・・)
ポイント!
「読む人が読めば分かる文章」はNGです。
軽々しく思われたくないときは、新語を知らない人にはもちろん、誰にでも理解される文章を心がけましょう。
符号は使い過ぎないようにしよう
符号とは「!」や「?」などのことをいいます。
明日の試験、頑張って!
というように、使い方によっては伝えたいことをハッキリ伝えられます。
しかし、
明日の!!試験?!頑張って!!!!
これだとあまりにも勢いがありすぎますよね(;´∀`)
また、
『 』 二重かぎかっこ
〈 〉 山かっこ
“ ” ダブルクオーテーション
などの使いすぎにも注意が必要です。
使い過ぎると・・・
彼は明日『筆記試験』だと言っていたので、私は“メール”で「頑張って!!!!」と〈エール〉を送りました・・・!!!
まとまりはないし、読みづらいし、いいことなしです(´・ω・`)
まとめ
雰囲気を軽くしたいからといって、普段の話し言葉をそのまま文字にしたり、符号を使いすぎたりするのは逆効果です。
締めるところはしっかり締めつつ、雑な印象を与えない程度に符号を使えるようになるといいですね(*´ω`*)