インターネット市場の成長によるチャンス ~なぜネット上に情報を配信するのか?~

2015/06/25

近年、右肩上がりで成長し続けている日本のインターネット市場ですが、

今回は、そのインターネットの市場の成長についてお話します。

従来のインターネットがなかった頃、一般的に使われていた情報源は、
テレビ・新聞・ラジオ・雑誌4大マスメディアでした。

では、現在のメディア市場はどうなっているのかを見てみましょう。

メディア平均接触時間


[出典]メディア環境研究所『メディア環境の「イマ」』
※タブレットは14年から集計が反映されています。

このグラフから、いかにここ数年でよりインターネットが普及した
ということがわかります。
では、年々増加するネット人口はどれくらいまで増えたのかを
見てみましょう。

インターネット普及の人口推移


ネット人口は平成15年、過去10年前から右肩上がりに増え続け
平成25年度に約1億人を超えました。

現在、日本の人口は約1億2701万6千人に対し、
ネット人口は1億44万人で国民の利用者の割合は約80%にも上り、
今や、5人に4人がインターネットを利用しているのです。

このことから情報源として、重要性を増すインターネット市場に
多くの企業が、情報を発信していく事に注力するようになりました。
そして、マスコミ4大メディアが減少傾向にあるのに対し
インターネット広告の市場は10年間にわたって成長し続けています。

媒体別広告費の推移


[出典]広屋修一の「Webマーケティングの進化は続く」

2014年の日本の総広告費は6兆1522億円(前年比102.9%)と
6年ぶりに6兆円超えとなりました。
また、インターネット広告費は、遂に1兆円超えの、1兆519億円
(媒体費億8245億円、制作費2274億円)となりましたが、
前年比2桁%成長(112.1%)も6年ぶりとなります。
1996年に初めてインターネット広告費が統計に表れた際の市場規模が
16億円でしたので、そこから18年で3桁成長したことになります。

購買行動の変化

インターネットの普及によりユーザーの購買行動も変化しています。


[出典]総務省 情報通信白書 平成23年度

従来は、AIDMA:注意→関心→欲求→記憶→行動という一連の購買行動
だったのが、現在では、ユーザーが関心のある物に対して検索を行ってから購入に至る行動が含まれた
AISCEAS:注意→関心→検索→比較→検討→行動→共有
に変化しました。

商品購入における購買プロセスの変化

[出典]総務省 情報通信白書 平成23年度

商品を購入したユーザーの半数近くが、ECサイトや検索エンジンを使ってから
購入している事がわかります。
つまり、ビジネス拡大のチャンスはインターネットに有ります。

ビジネスでのインターネットのメリット

実際にインターネット上に自社サイトや広告を配信することに
どんなメリットがあるのかをご紹介します。

自社サイトを持つメリット

◯自社の商品・サービスに関心の高いユーザーに情報を提供できる
自社の商材に興味を持ち検索したユーザーに対して、
商材の説明や問い合わせフォームを用意してあげることで、
新規顧客獲得、既存顧客の流出予防となり、機械損失を防げる。

ネット広告のメリット

◯ターゲティングの制度の高さ
自社の商品・サービスに関心の高いユーザーにアプローチ出来る
エリア(東京のみ、半径10km以内など)、性別、年齢層、時間、
デバイス(スマホ・PC)、などを指定して配信できる。

◯迅速手軽
集客をしたい時に予算を変更し、配信数を増加させたり、
クリック単価の調整もリアルタイムに行える。

◯効果が見える
広告が成果をあげているか判断し、改善することが出来る。
従来のチラシ、ビル壁面ディスプレイ広告などは、
ブランド認知度向上という面では非常に有効的だが、
実際に何人が広告を見て、どのユーザーが興味を持ち、
どのユーザーが関心が無いか、という事がアンケートなどを取らないと、
数値で効果がわからないので分析が難しいが
ネット広告では、広告を見て興味を持ったユーザーのクリックを測定し、
ユーザー層を分析し、関心のあるユーザー層を特定して配信を出来る。

まとめ

扱う商品・サービスによって、向き不向きはありますが、
概念や思い込みで戦略を立てるのは非常にもったいないです。
ユーザーに『気づかせ、問いかけ、反応を見て、分析する』を行って
ユーザーの傾向などを知った上で戦略の練ることが大切です。

これらの情報を踏まえ、インターネット上に自社サイトや広告を
配信することを検討してみるのも良いでしょう。

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