データ量が多くて遅いエクセルをサクサク作業する対処法
2016/01/21
はじめに
こんにちは、t_mattです!
今回は、「エクセルファイルが重くて困っている」という時の
対処法をご紹介します!
私は以前、市立病院で勤めてまして、社会保険と生活保護の患者さんの
データを扱っていました。
患者履歴から抽出・削除をして、何年~何年の患者数などを出したり
することがよくあったんですが、市立病院のデータ量は莫大で
エクセルのデータは、最大約105万行くらいまで入力できるんですが、
それを超えて一つのエクセルに収まらないくらい多いんですよ。
それで当時よく困ったのがエクセルの重さですね。
開くのも保存するのにも時間が掛かるし、関数をいっきに入力すると
フリーズしたりと、かなり作業の妨げになっていました。
そんなとき実は、すごくカンタンに軽くすることができるんです!
1分もかからずに終わるので是非試してみてください!
関数を値で貼り付ける
セルに関数(数式)が入力されていると、開くたびに計算されて、
セルが多いほど計算に時間がかかるので、数式ではなく答えにします。
例A)
A1に=1+2と入力されていた場合、値で貼り付けると、A1は3になります。
全体を値で貼り付ける場合は、どこかのセルをクリックして
Ctrl + Shift + spaceを押すと全指定されます。
関数を残したい部分がある場合は、数字が確定している箇所のみ値で貼り付けます。
列や行を指定する際に便利なショートカットは、こちらで紹介しています。
【誰でもできるExcel効率化!クリック3回をショートカットキーで短縮】
1.関数を値にする箇所指定
2.コピー
値貼り付けする範囲のコピー
Ctrl + C
3.値で貼り付け
右クリック – 貼り付けのオプション(値)
たったこれだけです(o^^o)
行・列・シートを削除する
・使用していない行・列を削除するには、削除したい部分を指定して、
右クリック – 削除
・使用していないsheetを削除するには、削除したいシートを指定して、
右クリック – 削除
これだけでOKです!
さいごに
どんなに作業を急いでもエクセル自体が遅ければ作業効率は落ちてしまいます。
誰でもカンタンに行える対処法なので是非試してみてください!