だれでも出来るデザイン講座【文字の配置の重要性】
2015/09/01
みなさんこんにちは!
風邪も治って久々に筋トレをしたら
すさまじい筋肉痛に襲われているkondohです。
今回は何気なく見ている文字の配置について書いていきます。
文字で整えた情報
~決まりがあるからスムーズに読める~
なんの疑問やひっかかりもなく書籍や雑誌に目を通す事が出来るのは、
一定の約束事が守られているからです!
例えばいつも読んでいる漫画と違うもの(新聞とか)を読んだとき
レイアウトの違いで読むのに少し時間がかかったりした事はないでしょうか?
文字情報の伝わり方がレイアウトやスタイルに影響されるのは紛れもない事実で
レイアウトやスタイルに一貫性を持たせて情報を正しく伝えるのはデザイナーの仕事だと思いますよ。
一文字という最少単位を構成して読み物を作る事を文字組といいます。
日本語のフォントは上の画像のように四角いフォルムを持っていますが、
この四角形を並べる事を組むという風に解釈します。
・四角と四角の間に設ける余白を字(行)間といいます。
・同じ余白に対する概念でも、四角の中心を基準とした字(行)送りという考え方もあります。
行間・字間を正しく操り、美しく読みやすいレイアウトを
作っていくのが、デザイナーの第一歩でもありますね。
実際に組んでみると
さて、上の画像を見てみましょう。
小説だと思ってください。
左側の文はいかがでしょうか?
もし小説でこんな文字組をされたらたまったもんじゃないですよね!?
読みにくいし、読み方は上から下なのか、左から右なのか。
ユーザーが見て認識するまでに迷うデザインは、残念ながらデザインとは呼べませんね。
まとめ
何気なく見ている文字の配列に『字間』や『行間』といった名前が
あるのはどう思いましたか?
デザイナーはそんな細かいところまで細心の注意を払い
神経を削りながら(笑)デザインを仕上げていきます。
町中の広告を見ながら
「あっ、あの広告字間開きすぎじゃない?」
って思ったらデザイナー脳になってきた証拠かもしれませんね(笑)
次は再来週・△・)ノ