だれでも出来るデザイン講座【ものづくりの手がかり】
2015/08/25
みなさんこんにちは!
久々に風邪を引いてダウン気味のkondohです。
今回はデザインを生み出す手がかりを書いていきたいと思います!
ものづくりの手がかり~「考」の技法~
ムードボード
事業の発展、信頼感、親しみやすさ、先進性…。
上記の抽象的な概念を見て分かる形に変えるのが、平面のデザインです。
どこかで見たことのあるような既存のデザインをただ見つめているだけでは、
新しい発想まではこぎつけれないのです!
じゃあどうすれば良いのでしょうか?
デザイナーには必須のスキル『多くの方向から一つの物事を見る』というものがあります。(デザイナーに限らず、社会を生きていく上では誰でも必須ですね。)
「似たようなデザインを沢山集めて並べる」
「自分の好きなデザインを集めて並べる」
「デザインに限らず、色んなパターンの布を集めて並べてみる」
似たような物を集める事で、一つのテーマが形成されて
そこからアイディアが生まれるかもしれません。
ブレインストーミング
創造性のある活動に欠かせないのが、ブレインストーミング。
日本語では「集団思考」となるこの活動は、
固まっていない、出てこないアイディアを育てる過程です!
・質より量でアイディアを出す
チームでテーマに関連する発想を、キーワードとして発言していく。
・一時的なアイディアにアイディアを重ねる
まとめたキーワードをひと通り見なおして、発展させる。
・アイディアを重ねてできたアイディアをまとめる
改良したアイディアをまとめて、見える形やコンセプトにしていく。
と言ったようにチームで案出しをしていくのが、ブレインストーミングです。
ブレインストーミングでは、「相手の意見を否定しない」「最後まで聞く」を大事にします。
「会議」と捉えずにアイディアの化学変化を期待しながら
意見交換するくらいの気持ちで取り組めば良いと思います!
「チームで」といいましたが、一人でも似たようなことは出来ます。
木の枝のように広げるつもりで、キーワードを沢山出すのです!
そこで大事なのが、「これは見当違いなキーワードだな」と言って
否定しない、消しゴムを使わない事。
どこからアイディアが生まれるのか分からないのですから、
何でもとっておくべきですよ!
コンセプト
「コンセプト」は直訳すると「概念」という意味がありますね。
コンセプトがぶれているデザインは意味を持たない
タダのモノになってしまいます。
誰に伝えたいのか、どのように感じてほしいのか
しっかり決まっていないと、見る人に伝わるデザインにはなりません。
そこで大事なのが、先述したブレインストーミング!
アイディア出し→まとめる→まとめたアイディアにアイディアを重ねる→・・・・・
上記の作業を繰り返す事によって、しっかりとしたコンセプト・方向性が固まってきます!
まとめ
さて、今回はものづくりを支える考え方について書いていきました。
考え方一つでモノは数通りの見方があると思います。
その数通りの見方(アイディア)をまとめていってものづくりの
スタートとなるコンセプトが出来上がってくると思います。
デザイナーになりたいなら、
凝り固まった頭をどんどん柔らかくしていきましょ~
それではまた来週・△・)ノ