所要時間10分!分散型バージョン管理システムBitbucketの初期設定
2015/06/15
はじめに
ソフトウェア開発やWeb開発を複数人で行っている人の中には、分散型バージョン管理システムを使っている方もいるかと思います。
そのシステムの中でも有名なのが、GitHubやBitbucketがあげられます。
どちらも無料のまま使えるのですが、その場合ソースコードが公開されてしまいます。
課金すればプライベート(非公開)にできるのですが、 Bitbucketの場合、5人までのチームならば無料のままでプライベートにできるのでオススメです。
今回は、そのBitbucketでのレポジトリの作成、チーム内で公開までという初期設定の方法を紹介します
Bitbucketレポジトリの作成の流れ
アカウント登録
↑こちらから各種情報を入力して登録して下さい。
レポジトリの作成
まず画面の上のバーの所から作成→リポジトリの作成を選択します
入力フォームに任意の情報を入力します。 ここで、アクセルレベルは、非公開リポジトリにチェックを入れておいて下さい。 これでソースコードはプライベート(非公開)になります。
そしてリポジトリ作成ボタンを押して下さい
レポジトリのセットアップ
先程作ったリポジトリとローカルのフォルダを紐付けます。
コマンドを使って紐付けたフォルダに移動
※今回は、documentsのワークスペースの中のtestフォルダを対象のフォルダとしてます。
[shell]$cd /documents/workspace/test[/shell]
Gitコマンドで初期化します
[shell]$git init[/shell]
リポジトリと紐付けます ※user-idには自分の登録したユーザー名が入ります。ブラウザのバーのURLのbitbucket.org/以降に記載されています
[shell]$git remote add origin https://user-id@bitbucket.org/user-id/test.git[/shell]
リポジトリにPUSHします。
[shell]$git add .[/shell]
[shell]$git git commit -m ‘Firstcommit'[/shell]
[shell]$git push -u origin master[/shell]
これで完了です。
メンバーの追加
チームのメンバーを追加していきます。
先程作成したリポジトリを選択します。
①左側のメニューバーの歯車アイコンを選択
②アクセス管理を選択
③ユーザーの所に追加したいメンバーのメールアドレスもしくはユーザー名を入力します。
※またそれぞれのユーザーの権限もして選択して下さい。
これでチームメンバーに公開されます。
メンバー側設定
メンバー側でもリポジトリをひもづけるように設定します
左側の・・・と丸く書かれたところからクローンを選択します。
[shell]$git clone URL[/shell]
上記のようなコマンドが出てきますので、ターミナルなどで実行します。
これで設定完了です!