エクスポート、レポート機能実装!キャンペーンエディターのアップデートで追加された機能紹介

2015/07/24

はじめに

Yahoo!プロモーション広告のスポンサードサーチにも、Google AdWordsにおけるGoogle AdWords Editorのようなオフラインで作業できるツールがあります。
今回はそのYahoo!のツールである「キャンペーンエディター」が、先日7月22日(水)にアップデートされましたので、実装された新機能を紹介していきます。

参考: リスティング広告運用の業務効率化!Google AdWords Editorのススメ

※今回記事を作成するにあたり、キャンペーンエディター Ver. 6.0.1を使用しております。

キャンペーンエディターとは

入稿情報をオフラインで編集し、広告管理ツールに編集内容を反映できる
広告入稿支援ツールです。
(対象サービス:スポンサードサーチ)

出典: キャンペーンエディター | Yahoo!プロモーション広告

操作手順などは公式ラーニングポータルをご参照ください。

大量入稿の救世主「キャンペーンエディター」 | Yahoo!プロモーション広告 公式 ラーニングポータル

新機能1: レポート出力が可能になった

今まではレポートの出力は管理画面から行う方法しかなかったですが、
今回のアップデートでキャンペーンエディターから取得できるようになりました。

使い方


赤線で囲まれた「レポート」をクリックします。
するとレポートダウンロード画面が開きますので、そこからアカウント・レポートの種類・表示項目・集計期間を選択してダウンロードしてください。

私も実際にキャンペーンエディターからレポートをダウンロードして、管理画面からダウンロードした場合と使用感を比較してみました。

○メリット

・アカウントをまたいだレポートの出力が可能

月初に複数アカウントのレポートを出力しなければならない場合などは、キャンペーンエディターでの出力が有利になりそうです。

・表示項目が多い

管理画面からは出力できない「広告グループの入札価格/最大CPM/対象外キーワード/入札価格/配信設定/審査状況」が出力できます。

×デメリット

・複数テンプレートが保存できない

1つのレポート形式で複数のテンプレートを保持したい場合は、従来通り管理画面からテンプレートの保存をしないといけません。

・細かいレポートが出力できない

キャンペーンエディターでのレポートでは、キーワードレポートであればキーワード全体のレポート、と言った「規模が大きいレポート」しか出力できません。
管理画面では「選択したキーワードのパフォーマンスデータをダウンロード(CSV)」という項目から、見たいキーワードのみのレポートを出力できます。

新機能2: 広告表示オプションが編集できるようになった

今まで管理画面からしか編集できなかった「クイックリンク」「電話番号」表示オプションが、キャンペーンエディターからでも編集できるようになりました。

使い方


赤線部「広告表示オプション」から編集可能です。
管理画面からの編集と同様、オプションの編集・追加・エンティティへの紐付けが可能です。

新機能3: エクスポート機能が追加された

一番待ち望んでいた機能です。
今までは管理画面からダウンロードし、キャンペーンエディターでインポート、といった使い方をしていましたが、キャンペーンエディターにエクスポート機能が実装されたことでキャンペーンエディター上で作業を一貫できます。

使い方


赤線部「エクスポート」からエクスポートができます。

○メリット

・早い

管理画面からのダウンロードとは段違いです。正直このメリットだけで使う機会はいくらでもあります。

×デメリット

・細かいエンティティのダウンロードができない

「キーワードのみエクスポート」、「広告のみエクスポート」ができません。
エクスポートを選ぶと、キャンペーンに含まれるエンティティ全体がエクスポートされることになります。

まとめ

以上、キャンペーンエディターの新機能紹介でした。
キャンペーンエディターは頻繁にアップデートされており、次々と新機能が追加されていきますので、日に日に使いやすくなります。

「AdWordsではGoogle AdWords Editorを使うけれど、スポンサードサーチでは管理画面から直接編集 or CSVインポート」という方はこの機会にキャンペーンエディターを導入してみてはいかがでしょうか。インポートも管理画面から行うより早いですよ!

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