文の終わり方に一工夫を!〜自分の文章を読みやすくするコツ〜

2015/11/04

前回の記事では、自分の文章を読みやすくするコツの第一弾として、接続語・指示語を上手に使おう と書きました。

今回はその第二弾。
文章の終わり方で気をつけたいこと・工夫したいことについてご紹介します。
ちょっとの工夫で歯切れの良い文章を目指しましょう!٩(ˊᗜˋ*)و

もくじ

語調は揃えよう

たとえば「〜ます」のような敬語調と、「〜た」という普通の口調が混ざっていると、バラバラな印象を受けます。

NG例
海は青く輝いている。空には雲がひとつもありません。今日はいい天気である

文末が入り混じっているので、散らかった感じがしますよね。

修正例1
海は青く輝いている。空には雲がひとつもない。今日はいい天気だ。

修正例2
海は青く輝いています。空には雲がひとつもありません。今日はいい天気です。

ポイント!
文末の語調は統一しましょう。
さらに、終わり方に変化をつけるともっと良くなります!
 

強い言い方に注意!

110301
強い言い方とは「〜である」など、言い切ってしまうことです。
もちろん、論文などで言い切る必要がある文章は別ですが、普段は違った表現にしておきましょう。

NG例
海は青く輝いているのである。空には雲がひとつもないのである。今日はいい天気であり、絶好のドライブ日和である

もっと簡単に言えばいいのに、何か怒ってる?という印象です。

修正例
海は青く輝いている。空には雲がひとつもない。今日はいい天気で絶好のドライブ日和だ。

ポイント!
「〜である」「〜であり」は、続くと堅くてゴツゴツしてしまいます。
省いても問題がなさそうであれば、削って別の表現にしましょう。
 

体言止めを使って少しアレンジ!

110302
体言止めとは、名詞や代名詞で止めることをいいます。
ただし、あまり止めすぎると雑になってしまうので、上手に使いましょう。

NG例
私が幼いころだった。それは冬休みのことだった。姉と雪まつりに行った。人が多く、そこはまるで別世界のようだった。後から聞いた話では、その年は230万人もの人が訪れたとのことだった

「〜だった」がたくさん!
まるでエッセイのようですが、内容はただの思い出を語っているだけです。

修正例
私が幼いころ。それは冬休みのことだ。姉と雪まつりに行った。人が多く、そこはまるで別世界。後から聞いた話では、その年は230万人もの人が訪れたらしい。

ポイント!
適度に体言止めを使うことで、コンパクトかつ歯切れの良い文章になります。
また、文のつながりもスムーズになります。

まとめ

終わり方にまで気をくばることで、モヤモヤ・ゴツゴツした文書はテンポが良くなります!
程よいバランスは必要ですが、終わり方に変化をつけてスムーズに読めるよう心がけましょう(o・ω・o)

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