「、」と「。」に気をつけるだけで分かりやすい文章に!効果的に句読点を使う3つの方法

2015/09/23

なかなかうまく文章を書けない
どうしても読みづらい文章になってしまう

そう思った時は「、」と「。」の位置に気を配ってみてください。
読点と呼ばれる「、」と、句点と呼ばれる「。」をうまく使いこなして、もっとわかりやすい文章を目指しましょう!(゚∀゚)

今回は句読点をうまく使うコツ・カッコと句点の関係についてご紹介します!

もくじ

読点「、」の打つ場所に気をつけよう

過去の記事で、一文が長くなったら区切ることを心がけましょう とお伝えしました。
しかし、やみくもに区切ってばかりでは、むしろ読みづらくなってしまいます。

そのような時に使いたいのが読点です。

読点で文を仕切ろう!

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読点「、」には、文と文を仕切る役割があります。
的確な位置で、適度に使うことで、文章内に関係性がうまれます

ただし!使い過ぎは禁物です!
下記の2つの文章は、どちらも良くない例です。

彼はコーヒーを選び彼女は紅茶を選んだ

彼は、コーヒーを、選び、彼女は、紅茶を、選んだ

上の文章は「、」が無いばかりに、彼と彼女が同じ位置に並んでいます。
少し読みづらいですよね。
下の文章は言うまでもなく「、」が多すぎです!(;´Д`)

これをちょっと変えてみます。

彼はコーヒーを選び、彼女は紅茶を選んだ

どうでしょう!
たった1つの読点の打ち場所で、こんなに読みやすくなるのです。

句点「。」は、しっかり付けよう

次に句点「。」です。
手書きの場合、文の終わりには「。」を付ける、という慣れがあり、自然に付けていると思います。
しかし、パソコンで文字を打つとなると、付け忘れてしまう人がよくいます。

句点は文の終わりを表すだけではありません。
ここが文と文の境界ですよ!と示す役割もあるのです。
忘れずに「。」で締めましょう!

知っておきたい「カッコと句点の位置関係」

( )の後ろに句点を付ける?それとも( )の中?
句点は「 」内に付ける?付けない?

丸括弧( )や、カギ括弧「 」の使い方、少し迷ってしまいますよね。
でも、ちょっとしたルールを覚えておけば、カッコもうまく使いこなせるようになります!

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丸括弧( )編

☆ルール1☆
注釈の意味で使う時の句点は、( )の後に付ける
例) 今なら買取価格30%UPします(9月末まで)

☆ルール2☆
引用やクレジットの意味で使う時の句点は( )の前につける
例) 価格は30%上昇傾向にある(◯◯社調べ)

カギ括弧「 」編

☆ルール1☆
「 」の中の文章が途中の時は句点を付けない
例) 「おいしいね」と、彼女は微笑んだ。

☆ルール2☆
「 」の中で文章が終わっている(独立している)時は句点を付ける
例) 「おいしいね」そう言って彼女は微笑んだ。

さいごに

ちなみにカギ括弧「 」は、文の中で強調したい時や、引用を表すために使われることもありますね。

文章は「こう書かなければならない」という決まりはありません。
「こう書いたほうが分かりやすいかな」と、頭の片隅で考えながら進めていきましょう(*′ω`)b゛

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