Amazon実店舗&渋谷HMV復活 ECとリアル店舗の違いとは?

2015/11/21

amazon, HMV, ネットショッピング, 物販, 通販

 

Amazonリアル店舗はじめるってよ!

ECの発達に伴って、
オフライン=リアルの店舗が廃業に追い込まれる、というケースが多くあります。

イオンが地元の商店街を駆逐するのと同じように、
amazon、ネットショップもまたリアル店舗を廃業に追い込んでいきます。

 

そんな中、そんな元凶?を作ったAmazonがリアル店舗をオープンするそうです。

なぜ、ネット販売の王様Amazonが今あえてリアル店舗に挑むのでしょうか。

 

 

ネットショッピングの強み&弱みとは?

 

そもそもネットショッピングの強みは
・場所にとらわれず、日本中、世界中のお客様にリーチできる。
・店舗を持たないため、固定費、人件費などのコストがかからない

などのメリットがあります。

 

反対にネットショッピングの弱みとはなんなのでしょうか。

 

対面でものを売れないので、信頼感に欠ける

これほどネットが発達している中だからこそ、
対面で商品についていろいろ質問できる実店舗の強みがフューチャーされるべきです。

 

 

Amazonがリアル店舗に踏み込んだ理由

今回のリアル店舗出店には

そういった、ネットでの買い物を不安に思う層に対してリーチする意味があるのではないでしょうか。

 

また、Amazonは、これを買った人はこれも買っています、というレコメンドエンジンに強みを持っています。

よく言われるのが

Amazonはネット通販の会社ではなくて、

アルゴリズムを開発しているゴリゴリのソフトウェア会社だということ。

 

 

昔の商売人が、長年蓄えた知識と経験によってお客様に商品をオススメするのに対し、

Amazonはアルゴリズムによって、お酒が好きな人はおつまみも好きだろう、といったレコメンドエンジンを作っています。

 

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ときたま、

「なんでこれオススメしてくるワケ?」といったヘンテコな商品をレコメンドしてしまう問題も一部ではあります。

ネットとITではやはり顧客満足度に限界がある、ということにAmazonもずっと前から気づいたんだと思います。

 

今回リアル店舗を出す目的は二つ、

ネットでは補えないリアル店舗の経験、知識を蓄えて、それをネット通販にも生かす、といったことと、

 

逆に、ネットの強みをリアル店舗に持っていく、という目的の二つがありそうです。

 

AmazonのサイトのUI&UXは凄まじいです。

ボタン一つ、サイトの色合い一つとってもユーザーのことを考えてサイトを構成しています。

UI&UXをリアル店舗に置き換えると、

居心地の良さ、交通の便の良さ、駐車場の広さ、通路の広さ、などなど

ユーザーがこの店いいね!と思えるような経験ができるポイントになります。

ネットと独自サイトで蓄えた知識と経験を、実店舗にも持ち込んだらどうなるのでしょう??

 

 

HMVも5年ぶりにリニューアルしたってよ!

 

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Amazonだけでなく、最近実店舗に再挑戦したのが渋谷HMV

地方民からすると、無くなってことすら知らなかったんですが、
どうやら5年間無くなってたそうです。

今回5年ぶりにオープンして、今度はCDだけではなく
書類や雑貨などを販売し、ライフスタイルの提案、というなんともよくわからないサービスを始めるそうです。

もはやストリーミングで音楽を聴くのが全盛の時代に
CDは売れないし、好きなアーティストのCDを手元に置いておきたい、というお客さんはAmaonから買うという状況。

 

 

HMVの方向性

自分だったら、
日本のYoutuber事務所、UUUMと提携して
若井が集まれるイベント用施設、フリースペースを作ります。

渋谷って若者の街だし、
HMVのCDが元々若者の必須アイテムだとしたら、
今の若者はLINEとツイッターとYoutubeでしょう。

LINEと提携してLINE&HMVショップってのも面白そうですね。

リアル店舗のノウハウを生かして、
ラインのリアル店舗化を進める&LINE MUSICとHMVの音楽を絡めるなど。

Netflix、Huluなどと提携して、
ストリーミングサービスのリアル店舗化を進めるとか。

 

今回の渋谷HMV店は30・40代女性がターゲットらしいですが、

果たして渋谷であえてそんなことをする意味はあるんでしょうか??

 

 

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